平成28年度「家庭の日」作品コンクール 最優秀賞(一・二年の部)
「ほめほめかいぎ」
玉川村立須釜小学校 1年 吉村 織花
わたしは、ろくにんかぞくです。おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃんです。みんな、なかよしでだいすきなかぞくです。
わたしは、うちでえをかいたりてれびをみたり、こうさくしたりするのがすきです。なつやすみは、ほんとうはおうちにいたかったけれど、おとうさんとおかあさんがしごとのひには、じどうくらぶにいきました。いつも、じどうくらぶでおともだちにいわれて、いやだったことをはなしていたら、おかあさんに、
「わるいはなしばかりじゃ、きいていていやだなあ。だれにだって、いいところがあるよ。」と、いわれました。
わたしがおうちのなかでも、かぞくのまちがったところとかわるいところをみてはなしていたら、おかあさんに、
「ひとのいやなとこばかりみていたら、なかよくなれないよ。ひとのよいところをさがしてほしいなあ。」
と、いわれました。わたしは、いやなことがあると、わすれられなくて、ずっとかなしくなっていました。だから、ひとのよいところはみつけられませんでした。
よるになって、おかあさんが、
「おーちゃん、ほめほめかいぎしよう。」
といいました。ほめほめかいぎってなんだろうとおもいました。そして、おかあさんは、
「じゃあ、きょう、おーちゃんががんばったことをみっついいます。おべんとうをのこさずたべてきたこと。じどうくらぶへいって、たのしかったとおしえてくれたこと。けんこうでげんきなこと。おーちゃんすごいね。」
といいました。わたしは、ほめられてうれしいきもちになりました。それから、おかあさんは、「じゃあ、じぶんのがんばったことをみっついってみて。」
と、いいました。わたしは、
「じどうくらぶにいったこと。おべんとうをのこさずたべたこと。いろんなおともだちとあそべたこと。」
と、いいました。そしたら、またおかあさんがほめてくれて、うれしくなって、わらってしまいました。それから、おかあさんはじぶんのがんばったことをみっついいました。わたしもおかあさんのよいところをみっつかんがえていいました。おかあさんも、
「ほめてもらえてありがとう。」
とよろこんで、わらいました。おかあさんがよろこんでくれたのでわたしもうれしくなりました。
そのひから、おかあさんとまいにちねるまえに、ほめほめかいぎをしています。じぶんがほめてもらえると、うれしいし、たのしいから、わたしは、じぶんのよいところをこれからもたくさんみつけたいとおもいます。そして、おともだちやかぞくのよいところもたくさんみつけて、ほめてあげたいとおもいます。