令和2年度「家庭の日」作品コンクール 最優秀賞(3・4年の部)

おじいちゃんおばあちゃんといっしょ

いわき市立平第五小学校 4年 鈴木 天土

 ぼくは、おじいちゃんとおばあちゃんと同じ家に住んでいます。おじいちゃんとおばあちゃんは米を作ったり、野菜を作っていて、 ぼくとお兄ちゃんは時々お手伝いをします。
 今年の春は代かき、田植えを手伝いました。代かきではお父さんやおじいちゃんが機かいに乗って土をならしました。 お父さんも上手に機かいを動かしてましたが、おじいちゃんの機かいの動かし方は、さすがベテランだなあと思いました。 ぼくとお兄ちゃんは、木の道具で土をならしましたが、手がとてもつかれました。田植えではなえを運んだり、水をかけたりしました。 その日はとても暑かったので、おじいちゃんからなえがかわかないように、水をかけることを教わりました。なるほどなと思いました。 なえを入れていた箱洗いもしました。ぼくはお兄ちゃんよりきれいに洗えたのでおばあちゃんにほめられました。 でも、ぼくも早く機かいに乗れるようになりたいです。田植えの時は、田んぼの周りの植物や生き物について、 おじいちゃんにたくさん教えてもらいました。おじいちゃんは何でも知っていてすごいです。
 夏の初めは、毎年おじいちゃんとおばあちゃんといっしょにじゃがいもほりをします。小さいいももありましたが、 大きいいもがたくさんとれました。最初はスコップですたこらさっさと適当にいもほりをしていましたが、いもにスコップが当たり、 きずを付けてしまったので、そこからはまじめにやりました。おじいちゃん達が大切に育てたいもに悪いと思ったからです。 ずっとこしを曲げていもほりをしていたら、とてもこしがいたくなりました。すわったり、歩いたりしてもいたかったです。 最後の方は何もできなくなりました。いつも農作業をしているおばあちゃん達は本当にすごいなと思いました。 ほったばかりのじゃがいもで、お父さんとお兄ちゃんといっしょにポテトチップスを作りました。味はしお、のりしお、コンソメ、 カレー味と色々試してみました。ほりたて、あげたてのポテトチップスはとてもおいしかったです。 ぼくの一番のおすすめはコンソメ味でした。他の味よりまろやかでした。作ったポテトチップスをおじいちゃんとおばあちゃんと お母さんに食べさせたら、おいしいとよろこんでくれました。秋にはサツマイモほりをします。サツマイモの料理の中では、 おばあちゃんが作ってくれるサツマイモの天ぷらが一番好きです。ぼくのおすすめの食べ方は、 しょうゆを少しかけて食べるのがぜっ品です。
 おじいちゃんとおばあちゃんから、農業は大変だけど、とても大切だと教えてもらいました。 しょう来ぼくは人のためになる仕事をしたいと思っています。まだはっきりとやりたいことは決まっていませんが、 おじいちゃん達が大切にしている農業に関係する仕事で人の役に立ちたいです。